年末にオリジナルプリントを見返す。


年末にオリジナルプリントを見返してみた。グループ展で出した昔の自分のプリントも区別なく見てみる。ひとりプリント・ビューイングだ。額装しているものはたまに掛け替えているので、見る機会が多いのだが、シートのまま、もしくはブックマット入りのものは年に数回ほど見る程度だ。別に思いいれが浅いわけではなく、すべてを額装して飾るわけにはいかないだけだ。お金が掛かるのはもちろんだけど、額に入れると物理的にかさばるので、今の住環境では収納に支障が出る。ブックマット入りも含めてシートはすべて無酸性の保存箱に小分けして保管している。写真集のスペシャルエディションに付属しているプリントなども同じように冊子と分けて保管している。

5、6年かけて集めたプリントは、銀塩モノクロのプリントが多いものの、意外と多様なイメージが多い。ストリートスナップ、ポートレート、風景、静物。まあ、イメージの種類で選んでいるわけではないので、ばらけていても不思議ではない。順繰りにプリントを見ながらあれこれ思いめぐらしていると、何となくシートのままのプリントの分類が始まった。それはざっくりと三つに分かれる。いつか額装したいなと思うものと、少なくともブックマットには入れておきたいなと思うものと、まだシートのままでいいなと思うものだ。見返すたびにその分類が変わっていく。無意識に「もし飾るとしたら」と想定していたのかもしれない。

額装すればそのまま飾れるし、ブックマット入りなら同規格のフレームがあれば差し替えて飾れる。その次がシートのままとなる。でもシートのまま観賞するのも結構好きだ。手に取って見られるのも一興。三番目の分類「シートのまま」は額装の優先順位ともいえるし、シートのままのほうが適正と考えたのかもしれない。はっきりとした根拠があるようでない。

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