村越としや「濡れた地面はやがて水たまりに変わる」@タカイシイギャラリー・フォトグラフィ/フィルム

室内の写真が気になった。それも2枚もある。村越としやの写真ではきわめて稀だと思う。展示でも写真集でも見たことがない。何か理由があるのか今度直接訊いてみたい。別になんとなく入れてみたくなったとかでもいいんだけど、室内を選ぶのはかなり珍しいから、やっぱ気になる。

他には、人や馬の写真はこれまでよりも距離感が近い。少し前から人物が入るようになった。その距離がさらに近くなっていた。室内もそうだけど何か心境の変化でもあったのかな。

ずっと同じことをやっているんだけど、変わらないようでいて何かしら微妙に変化してることがある。その微妙な変化を感じ取りたいので、これからも具に見ていきたい。

自分にとっては長く継続して見るべき写真家だから。