【4/4(最終回)】オリジナルプリントを買うなんて誰にも勧められない。

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オリジナルプリントは誰かに勧められて買うもんではない。というか、勧めようがない。しかも買うまでのハードルが高くて、買ってからモヤモヤする。これは買ってよかったのか? 自分の目は間違いなかったのか? ネガティブな面もポジティブな面もないまぜにして向き合わざるをえない。しんどいことのほうが多いかもしれない。

悪いことは言わないから、プリントを買うなんて止めておいたほうがよい。ほかに時間もお金もかけることがあるだろうし、もっとちゃんと生活したほうが身のためだ。逆にそう勧めたくなる。

もしそれでも、最初の一枚に出会いたいのならば、結局は自分で探すしかない。コマーシャルギャラリーに足しげく通い、できるだけたくさんのプリントを見るしかない。一発必中なんてありえないし、近道もない。運命の出会いは待っていても訪れない。買う買わないは別として、WEBや写真集や雑誌だけでなくて、実物のプリントを見る機会を増やすことがなにより大切だと思う。

6年弱いろいろ写真を見つづけて、ときおり写真を購入して実感したことをとりとめもなく書いてみた。わざわざ4回に分けるほどではないけれど、いつか吐きだしておきたいと思っていたことだった。
どこかの通販番組じゃないけれど、あくまで個人の感想なので、あまり鵜呑みにしないでください。

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最後に、オリジナルプリントを購入する際の自分なりの心がけを箇条書きにしてみました。誰得な覚え書です。

  1. 買うつもりでギャラリーに行ってみる
  2. 買うつもりで写真を見てみる
  3. 在廊中なら作家と積極的に話をする
  4. ギャラリストとも話をする
  5. ノリや勢いで買わない
  6. 付き合いで買わない
  7. 義務感で買わない
  8. 身の丈を越えない
  9. シートサイズで11 x 14を基準とする
  10. 後悔を乗り越えるくらい写真と向き合う

(終わり)

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